国子監(こくしかん)
国子监 / GuoZiJian / グゥオズージエン
国子監は元・明・清の三代にわたり、国家の最高学府として、現在の北京市成賢街に建っている。創立は元の大徳10年(1306年)で、明代初期には“北平郡学”と呼ばれるようになったが、同永楽2年(1404年)に再び国子監と改められた。
学府内へ入る大門(太学門)をくぐると見事な瑠璃のアーチが目に入るだろう。その南面には“圜橋教澤”、北面には“学海節観”の題字が掲げられている。正面のホールが彝倫堂という監生達(国子監の学生)が学ぶ大講堂である。時の皇帝もここは赴いて学術講義を行ったりした。また、国子監には190個もの十三経の刻石碑があり、<周易>・<尚書>・<詩経>を含む十三経約63万字が彫られている。
およそ600年前の最高学府は今もなお当時のままの姿を残し、首都図書館として利用されている。その閑静で緑あふれる上質の環境は当時の学生達にとっても最高の学習環境であったに違いない。

