八達嶺長城(はったつれいちょうじょう)
八达岭长城 / BaDaLingChangCheng / バーダーリンチャンチョン
全長6千キロ、中国の距離単位で1万2千里あることからその名が付けられた「万里の長城」。その中でも最も状態が良く、古くから観光名所として世界的に知られているのが、北京の北70キロに位置する八達嶺長城だ。1988年には世界遺産にも登録されている。
毛沢東の詩に「不到長城非好漢(長城ニ到ラズバ好漢ニアラズ=万里の長城に登らなければ立派な男とは言えない)」とあるように、北京に来た人なら誰でも訪れる中国No.1の観光地と言えよう。
八達嶺長城の標高は1015m。山々の尾根を縫うように「磚」と呼ばれる焼きレンガで築かれた城壁が連綿と続く様はまさに龍を彷彿とさせる。
ちなみに2200年前に秦の始皇帝によって建設が始まった万里の長城がレンガ造りになったのは意外と遅く、14世紀の明の時代に入ってから。当時モンゴル族王朝の「元」を北方に駆逐した漢民族王朝の「明」は、モンゴル民族の再度の侵略を防ぐ目的で主要な長城をレンガで修復し、それが現在まで伝わっている。
八達嶺長城の城壁の幅は7.8m。北側の壁(即ちモンゴル側)の壁が高くなっていて、高さは約8mある。焼きレンガが敷き詰められた地面はかなりの勾配でも階段になっていないので、場所によっては這う様に登らなければならない。
メインゲートは長城の中央部に位置していて、観光客はここから左側または右側を選んで登り始める。左側が「男坂」、右側が「女坂」と呼ばれ、男坂の方が勾配が急になっているが眺めは良いと言われている。駐車場の奥にあるロープウェイで登ることも可能で、その場合は女坂の頂上まで一気に上がり、そこからメインゲートに向かって降りて来るというコースになる。
交通
鉄道の場合は「北京北」駅発の「沙城」行きで「八達嶺」駅下車。メインゲートまではかなりの距離を歩くことになる。
バスの場合は徳勝門から「919路」、前門から「游1路」、北京駅東街から「游2路」、歴史博物館西門から「游2路支線」、東大橋から「游3路」、西直門・動物園から「游4路」、苹果園から「游4路支線」、前門西タクシー乗り場から「游4路」、安定門・前門から「游8路」などが利用可(約40分)。
料金
45元

