文廟(ぶんびょう)
文庙 / WenMiao / ウェンミャオ
天津市南開区東門内大街に位置する。1436年(明の正統元年)創建の孔子廟で、敷地面積1万2000㎡、建築面積3000㎡の天津市最大規模の建築群。
この建築群の主要部分である府廟は、万仞宮墻、大成門、大成殿、崇聖祠などから構成されている。主殿である大成殿は、屋根部分に黄色の瑠璃瓦、軒下部分には斗拱が施され、天津で唯一の“官式”建築。このほかに、前殿、大殿、配殿から構成される明倫堂などがある。また、廟の外に出ると東門内大街の通りがあるが、その東西両端にはそれぞれ“徳配天地”、“道冠古今”と記された牌楼(アーチ形の建造物)が聳えている。明の万歴年間に築かれた天津に唯一残る木造の牌楼で、その形状は全国的にも珍しいものなので、一見の価値あり。

