天津芸術博物館(てんしんげいじゅつはくぶつかん)
天津艺术博物馆 / TianJinYiShuBoWuGuan / ティエンジンイーシューボーウーグヮン
天津市解放北路77号にある。1908年創建で、もとはフランス資本の東方匯理銀行の建物だった。バロック風の建築様式を用いた3階建ての建物はそれ自体がひとつの芸術品。1957年に改築を経て天津芸術博物館となった。建物面積8481㎡、展示スペースは1015㎡。
収蔵品は約4万点で、その数の多さと質の高さは、中国国内の博物館の中で北京と上海に次ぐ。書法、絵画、陶磁器、銅器、石刻、拓本、すずり、漆器など数々の貴重な品々が並ぶ。特に硯は精度の高いものが多く、石、玉、鉄、瑪瑙、水晶など様々な素材でつくられた硯を見ることができる。なかでも清代の赤壁硯や黒雨硯、明代の石鼓文硯、荷魚朱砂澄泥硯は、大自然と人工による大いなる創造とまで称えられるほど。館内にはほかに泥人形、楊柳青年画、魏元泰のたこ、伊徳元の切り紙細工など天津の民間芸術品が多数展示されている。

