劉公島(りゅうこうとう)
刘公岛 / LiuGongDao / リウゴンダオ
威海市の東2.1海里の威海湾にある島で、縦4.08キロ、横1.5キロ、面積3.15平方キロ、海岸線は14.95キロある。島で一番高い山・旗頂山は海抜153.5m。「沈まない戦艦」とも称されている。船で20分ほどで着く。
劉公島の歴史は長く、北京や天津を守る海上の砦として、天然の障壁となっている。また、沿海領土の辺境警備を担う軍事基地だ。劉公島は近代中国において、初めての海軍・清朝政府北洋水軍の誕生の地でもあり、日清戦争の戦場でもある。黄海海戦はここで始まった。
今では日清戦争博物館が建てられ、たくさんの貴重な文物が納められている。その中でも海底から引き上げられた重さ20トンもある巨大な砲弾は世界でも珍しい。島には日清戦争の時の鉄の埠頭や砲台も残されている。そのほか、戦争中に活躍した烈士を記念した北洋水軍の忠魂碑や、中国の兵器の歴史を展示している中華兵器館、当時の海軍提督署、日清戦争の歴史を映像や人形などで展示した甲午海戦館などがある。
島の東は青い海が果てしなく広がり、西は威海市街が見える。島全体は黒松を中心として緑に覆われている。成山頭と海馿島は劉公島に属している。成山頭からは韓国も見え、海馿島は、春になるとカモメが産卵にやってくることから「カモメ王国」ともいわれている。どちらも旅行者にとって欠かせない場所となっている。

