上清宮(じょうせいきゅう)
上清宫 / ShangQingGong / シャンチンゴン
上清宮は、崂山区八水河の上にある昆侖山の南側にあり、俗に「上宮」とも呼ばれている。宋代の初年に建立された。もともと宋の太祖趙匡胤が僧劉若拙のために建てた寺だったが、宋代の末期には既に使われなくなっていた。元代の大徳元年に、通玄弘教洞徽大師の李志明が、上清宮を修復した。
上清宮には前後に庭院と上清宮に従属する建物があり、神殿全体で28の部屋があり、敷地面積はおよそ1000㎡ある。前殿には三清、後殿には天皇、左右の配殿にはそれぞれ「三官」と「七真」が祀られている。
上清宮内には高い古木がある。そのうち1本の銀杏は幹の直径が2.53mあり、横に出た太い枝には三つの瘤があり、非常に珍しい。千年で一つの瘤ができると言われている。大殿の東の配殿には「道山石」という石があり、斜め向かいの石の平らになっている場所に、「青玉案」の詞が一首刻まれている。上清宮の西には丸い丘のような形の石があり、「熬山上清宮」と呼ばれ、崂山で邱処機によって詠まれた七言絶句が10首刻まれている。石の下には清泉があり、「聖水泉」と呼ばれ、崂山にある名泉のひとつとされている。この場所は人里離れた山の奥深くにあり、澄んだ空気に恵まれ、山坂の上にも下にも青々と松が生い茂っている。清泉には鳥が飛び交い、奇石がそびえたち、幽寂な場所だ。上清宮は前後2箇所に神殿と配殿があり、部屋の数は20余りにも及ぶ。建築面積は390㎡で、敷地面積は1500㎡余りある。宮の南には邱処機の衣冠墓があり、彼の七言絶句20首と詞1首が宮周囲の石に刻まれている。上清宮は道教の華山派の道士を奉っており、現在青島市の重要文化財保護単位に指定されている。

