快活三里(かいかつさんり)
快活三里 / KuaiHuoSanLi / クワイフゥオサンリー
中天門の北にあり、またの名を快活山という。山を登る時ここへ来ると、平坦な道があり、四方を青い山々に囲まれ、下には険しい谷があるのがわかる。空気は澄んでいて、ひっそりとしている。南には泉があり、武中奇が「玉液泉」と書いている。水は甘くて冷たく、『泰山薬物志』の中で、泰山十二大名薬の一つにあげられている。道の両脇には、旅行社、ホテル、商店が軒を連ねる。北西には、1986年にできた駐車場がある。上下二層建ての、アーチ橋式で、150台以上が駐車できる。
後湾北盤道入口の北に増福廟旧跡がある。今は商店になっている。西に折れて、その北に剣の形の石筍がある。「斬雲剣」と彫られている。さらに北路の東には巨石がある。風化によってできた模様が、龍がとぐろを巻いているかのように見えるため、「蛟龍石」と刻まれた。またの名を、龍紋石という。石の北は、小龍峪で、石峡飛泉が、東から勢いよく流れ込んでいる。二つの石が連なる東崖のまん中に、清泉がある。名を小龍口という。北は月牙亭古跡で、東崖には「雲路先声」、「山輝川媚」、「人間天上」、「天下名山第一」などと刻まれている。
西は、山に遮られている。険しい山あいの谷には、多くの松の古木が生えている。中腹には峰が連なり、弄月岩と言われる。明代の人が、ここに半山亭を建てた。『泰山小史』によると、亭下に李斯の小篆碑があったという。字数が少なく、後に亭はなくなった。巨石には、「松隔渓奏笙簧」と刻まれている。清光緒年間の欧州の宣教師が、山南坂に別邸を建てたが、建国前に壊されている。
山にはばまれ、東に潜龍澗を望み、水は西南の西渓に流れ入る。

