孔府(こうふ)
孔府 / KongFu / コンフー
孔府は聖府とも呼ばれ、孔子の子孫の居住地。歴史上、孔子の継承者は皆”衍聖公”と呼ばれている。孔府は孔庙の西に位置し、その規模は大きく、明・清代皇帝の宮殿に次ぐ大きさだ。孔府の敷地面積は約240畝余り(約16ha)で、ホール、堂、楼、軒等さまざまな建築様式の部屋が463室あり、それぞれ中央、東、西の3つの路に分けられている。東側の路には庙、中央の路には前後二つに分かれて、前方に官衙、後方に住宅があり、官衙、家庙、住居が一体となった古典建築だ。官衙内には三堂、六ホール、四衙門がある。内宅つまり、房、前後堂楼等を含めた所は衍聖公一家の活動場所で、現在でも76代衍聖公と現在台湾在住の孔子第77代目の子孫、孔徳成が当時使用していた豪華な装飾品と生活用品を見ることができる。
大堂は衍聖公の公堂で、八宝暖閣、虎皮大圏椅、紅漆公案があり、公案の上には、公府大印、令箭令旗、惊堂木、文房四宝などがある。両側には武器があり、その様子はものものしく恐ろしい。第72代衍聖公、孔令ィの住居と部屋の保存状態はよく、整っている。
孔府には多くの貴重な文物や芸術品が収蔵されている。例えば:著名な画家、周之冕、高其佩、鄭板橋の絵画;著名な書道家、董其昌、文征明の筆跡;宋、元、明各時代の版画、善本書籍、及び精巧な玉や木の彫り物、陶器、青銅器などの工芸品等。その中でも最も有名なものは、”商周十器”またの名を”十供”と呼ばれる、もともと宮廷の所蔵物であった青銅礼器だ。これは清の高宗、乾隆36年(1771年)に孔府に贈られたものだ。
| 聖府大門 | 二堂 | 三堂 | 後堂楼 |

