関林(かんりん)
关林 / GuanLin / グヮンリン
関林は洛陽市の南7kmにあり、三国志の英雄の一人である関羽の墓である。1596年(明万歴24年)に建てられ、乾隆帝の時に拡張され、敷地面積はおよそ6.7ヘクタールで、多くの殿宇廊廡、古碑刻、石坊、大小の獅子、古柏がある。
関林は無傷で保存されている古建築群の一つで、その中でも舞楼は表舞台と裏舞台の造りにさまざまな工夫がされており、その造りは全国でも非常に珍しい。樹木がうっそうと茂る敷地内には、堂々とした関羽の像が立ち、歴代の墓志碑の展示室や三殿があり、三殿の後方には高さ20mあまりの盛り土の関帝塚がある。建物内には三国志の名場面が描かれた壁や、敵の首を切り落としたといわれる2mの大刀、洛陽から出土された多くの石刻や石碑などが展示されている。関帝の名で人々に尊敬されている関羽の廟は、全国各地にいくつもあるが、洛陽の関林堂は最古のものとされる。また、関林にある碑亭は精巧で、典型的な清時代の亭式建築だと言われている。1979年関林は“洛陽古代芸術館”として開設され、河南省省レベルの重要文化財保護の認定を受けている。

