圓津禅院(えんしんぜんいん)
圆津禅院 / YuanJinChanYuan / ユェンジンチャンユェン
元の至正年間に建てられ、清華閣十二景のひとつ。寺院内に辰州聖母像が安置され、「娘娘廟」(女神)とも呼ばれている。
歴史上では、重要な文物を保管する場所であったため、明、清以来、多くの文人、名士がその名前を慕って集まった場所でもあった。
清の順治十五年(1658)に大規模の修復作業が行われ、「亦峰居」、「漕溪草堂」、「墨花禅」、「息躬室」、「清华阁」などが増築され、そのなかでも「清華閣」がもっとも有名で、文人、名士の書画を収める場所としても、景色を鑑賞するスポットとしても脚光を浴び続けていた。
禅院にあった貴重な文物のほとんどは、戦乱に紛失したが、残っているものは江蘇省と蘇州市博物館に収蔵されている。五十年代初期に禅院が破壊され、今では、石碑、修復に関する記録文献など残っているだけ。

