金山(きんざん)
金山 / JinShan / ジンシャン
「京口三山」の第一と称される、鎮江市街地北部に位置する山。高さ44メートル、周囲520メートル、もとは揚子江の中に聳え立つひとつの島だった。流れの真ん中に咲く「芙蓉」という呼び名がある。後に陸地と地続きになった。
山上の金山寺(江天大禅寺)は山に従って造られており、高殿は幾重にも連結していて、見渡しても山は見えず寺院しか見えない。ゆえに「金山寺が山を取り巻く」という言い方がある。また「白娘子水浸金山寺」という有名な伝説もある。これは「白蛇伝」の中で白娘子と許仙の幸せな結婚生活を壊そうとした金山寺の和尚、法海が、白娘子に許仙を渡そうとしないため、白娘子が術を使って洪水を起こし、金山寺を水没させてしまったというもの。
金山寺はその美しさで有名である。鎮江が巨額の資本を投資してこの地を整備したこともあり、芙蓉楼、百花州、などの名所が造られ、水と陸地の連なる詩画の世界のような景観を造り出した。
名所旧跡は20余りに昇る。自然美と人工美の一体となった独特の風景を堪能できるだろう。この地に伝わる神話とあいまって、神秘的な雰囲気を湛えている。
またここには茶の専門家として名をはせた劉伯スウによって天下第一泉と認められた泉がある。

