黄陵廟(こうりょうびょう)
黄陵庙 / HuangLingMiao / フォワンリンミャオ
黄牛峡南岸の黄牛山上に建つ、赤壁と黄色の屋根の三峡最大最古の古代建築物。春秋時代、禹王を助けて山を拓いた黄牛を記念するために建てられたので、当初は黄牛寺と名付けられた。何度も破損と修繕を繰り返し、主要建築物である現在の禹王殿は明の万歴46年(1618年)に再建されたものである。
禹王殿には“玄功万古”、“砥定江瀾”の二つの匾額が掛かっており、36本の巨大な支柱が立ち並んでいる。左手に立つ水文柱の上の木版碑には、1870年に有史以来最大の長江洪水がここまで押し寄せたことが書かれており、非常に貴重な水文資料となっている。そのほかにも殿内には数多くの洪水水位を記録した碑刻や、水文資料が保管されている。

