天心閣(てんしんかく)
天心阁 / TianXinGe / ティエンシングー
天心閣は長沙市の重要な名所であると同時に、まれに残る古い城のシンボルでもある。長沙市中心の東南の隅、城南路と天心路の交わるところの古城塀内に位置している。楼閣は3階建てで、建築面積は846平方メートル、瑠璃瓦の反り返った軒先、朱色のはり、絵画で飾りつけた棟、閣と古城の壁及び天心公園、その他の建物が巧妙に融合している。楼閣は城の一番高い所にあり、しかも30m以上ある城垣のうえに建造されている。近くには妙高峰が連なっており、遠くを眺めると、岳麓山がいっそう高く美しく見える。天心閣は城内で最も高いところにあるため、そこに登ると、長沙城の全景を余すところなく見渡せ、遠くを眺めると湘江が見え、心がゆったりとしてよい気持ちになる。
天心閣は明代に建てられ、清朝乾隆帝時期に修復されたが、1938年“文夕大火”によって焼き尽くされ、1983年再建された。再建後の楼は、主閣のもとの様相を保っているだけでなく、更に古岳陽楼を参照しており、二階建ての輔閣を二つ増建し、まるで二つの翼がある伝説の鳳凰のようである。三つの閣は廊下でつながっているので一体化しており、32mの凹状の部分の上にある楼閣が更に壮大さを増していて、高さは17.5m、60本の木の柱で支えている。主輔楼閣は花崗岩、その他の高級な石材に、獅子、ひょうたん、梅、竹、はす、車、馬、龍などが彫刻されていて、趣があり形もユニークである。
今日天心閣は、城南の新しい形の公園になっている。中にはカメラ屋、飲食店、お茶屋、お土産屋など旅行のサービス施設があるほか、築山、あずまや、養魚池などもたくさんあり、木も生い茂っていて草花も多い。毎日沢山の人が訪れ、武術の練習をしたり、本を読んだり、見物して歩いたり、お茶を飲んだりしている。

