南普陀寺(なんふだじ)
南普陀寺 / NanPuTuoSi / ナンプートゥオスー
南晋陀寺は五老峰のふもと、アモイ大学に隣接しており、全国でも名高い寺院である。観音を主とし、仏教四大名山のひとつ、浙江省普陀山の南にあることからこの名がついた。起源は唐代までさかのぼり、天王殿、大雄宝殿、大悲殿、蔵経閣、鐘鼓楼などで構成される建築群は壮観で、仏教の特色を大いに醸し出している。
蔵経閣にはミャンマー玉で作られた玉仏のほか、宋代の古鐘・香炉、明代の八首二十四腕観音などや、また『明大蔵経』、『日本大蔵経』などの著名な仏教経典が大量に保蔵されている。蔵経閣裏の崖には石刻が多くあり、中でもひと際大きな石の上に、縦約4,5m、横約3,3mの「佛」の石刻がある。これは国内でも非常に珍しいものである。
寺の裏の五老峰山の麓には、歴代高僧の墓塔をはじめ、碧泉、般若池、浄業洞、須摩提国などの名所があるほか、1925年には仏教学院も創立し、弟子を養成している。寺内にある「素斎館」では精進料理を楽しむことができる。

