胡里山砲台(こりざんほうだい)
胡里山炮台 / HuLiShanPaoTai / フーリーシャンパオタイ
アモイ島の南部にある胡里山海浜にあり、栄光宝蔵博物院とも呼ばれている。1891年(清の光緒17年)に建設が始まり五年をかけて完成した。とりでの壁はクスノキの汁、もち米や石灰、土砂から構築され、非常に堅固である。東西の砲台には2門の主砲があり、その両側には2門の副砲と12門の鉄輪砲が装備されている。これらの大砲はいずれもドイツから購入したもので、主砲一門は銀貨6万両。砲身全長13.96m、重量60トン、砲口直径は28cm、ライフルは84、最大射程距離10460m、有効射程距離は6040m。砲台の裏側には十数棟の平屋があり、清朝末期には140名の兵士の宿舎と砲弾の倉庫として使われていた。
1997年9月には、シンガポールの有名な収蔵家張栄光氏の提供により、胡里山砲台では栄光宝物博物院が建てられ、世界奇石、古代銃砲、古代宝剣、古代大砲、古樹化石など5つの展示室があり、3850品余りの珍しい品々が展示されている。その中には、ポルトガル人により製造された、砲身長さ11cm、重さ220g、砲口直径2,4cmの小砲がある。

