北山公園(ほくざんこうえん)
北山公园 / BeiShanGongYuan / ベイシャンゴンユェン
北山公園は、市内北部にある、寺院と廟を備えた庭園として有名な場所である。総面積は1280k㎡。1924年に着工され、3年がかりで完成した。新中国が誕生してからは、修復・拡張工事が行われ、現在の規模となった。
この公園には清朝時代の寺院や廟が多数残っている。仏教・道教・儒教という3つの異なる宗派が渾然一体となって、独特の景観を呈している。
ここで、主な見所をいくつか紹介しよう。まずは、『泛雪堂』。山の中腹を見渡せるこのお堂は、文人墨客が思いを文や絵に込めた場所でもあった。
ここを過ぎると、関羽を祀った関帝廟が見える。本堂でその威厳に触れることができる。また、乾隆帝19年(1754年)に書かれた、皇帝直筆の横額・『霊著幽岐』も拝める。
その後、関帝廟から登り道に沿って歩くと、『薬王廟』が佇んでいる。またの名を『三皇廟』という。乾隆帝3年(1738年)に築かれたと言われている。本堂に祀られているのは、天・地・人の三世界を治める3人の神(三皇)と、薬を司る神(薬王)として崇められた唐王朝の名医・孫思貌である。また、その他の名医も、彼と共に祀られている。
神々に畏敬の念を示したら、後方にある、北山で最大の規模と最高の威厳を放つ玉皇閣を訪ねてみよう。ここは1795年に建てられた、東北地方随一の東屋である。ここから、吉林の街並みを一望の下にできる。
ところで北山は、数百年の昔から、季節ごとに異なる趣きを見せる観光地として人々に親しまれてきた。それは今も変わらない。毎年4月には縁日が開催され、演技や土産物売りなどで賑わう。
最後になるが、北山公園の北西には、東北地方の英雄、毛沢東・劉少奇・朱徳・周恩来らが眠る御陵が横たわっている。
| 玉皇閣 |

