咸陽博物館(かんようはくぶつかん)
咸阳博物馆 / XianYangBoWuGuan / シェンヤンボーウーグヮン

写真:松倉大輔
古都咸陽の中心地、中山街にある。1962年に、明代に建てられた孔子廟を博物館に改築した。咸陽は秦王朝の都で、漢代の陵墓も集中している。そのため咸陽博物館に所蔵される文物は、大半が秦漢代のものだ。中でも西漢三千彩絵兵馬俑が有名。敷地面積3855㎡、展示面積は1216㎡。
咸陽博物館は地方型総合博物館で、現在7つの展示室をもつ。秦咸陽歴史文物展示室が3室、西漢帝陵文物展示室が1室、西漢三千彩絵兵馬俑の専門展示室2室には7000点以上が展示されている。ほかに臨時展示室が1室ある。これらの展示室には周、漢、唐代の銅器、鉄器、陶器、磁器、石刻、書画、玉器などの歴史的文物が2万点以上収蔵されており、秦漢の歴史を研究する際の貴重な資料となっている。
第一展示室には主に新石器時代の石斧、尖底瓶、陶体、秦咸陽遺跡から出土した銅矛、戈、剣、戟などの青銅製の武器が展示される。第二展示室には主に秦咸陽宮遺跡から出土した文物が展示される。第三展示室には秦咸陽三号宮殿から出土した壁画が展示される。第四展示室には西漢の文物が展示される。漢代の瓦当は非常に大きなもので、作りは精緻で、模様は斬新。秦磚とともに有名。

