懿徳太子墓(いとくたいしぼ)
懿德太子墓 / YiDeTaiZiMu / イーダータイズームー
乾県東南の端、韓家堡北にある、乾陵の陪葬墓。懿徳太子李重潤は唐中宗李顕の長男。1971年7月から1972年5月に発掘が行なわれた。墓の全長は100.8m、墓道、6つの坑道、7つの中庭、8つの小龕、甬道、墓室など8個所から成っている。ここからは陶器の人形、三彩陶の人形、陶器、金、銅、鉄器、欧陽詢書体が彫られた玉に金を流し込んだ綴りの断片など、1000点以上の様々な文物が出土している。墓陵内には、40幅の壁画が約400㎡にもわたって描かれている。題材は豊富で、形状も様々、色彩豊かで、非常に貴重なものだ。代表的な物は儀仗図、架鷹図、鷹犬畋猎図、列戟図、侍女図など。現在墓のあった場所には、出土品などが展示される博物館が建てられ、国内外の観光客の新たな参観ルートとなっている。

