羅什寺塔(らじゅうじとう)
罗什寺塔 / LuoShiSiTa / ルオシースーター
羅什寺は武威北大街にあり、鳩摩羅什(クマラジーヴァ)が武威に仏法を広め、経典を翻訳した功績を称えて建てられた。最初に建てられたのは後涼時代(386年から402年)で、唐代に大幅に増築され、明、清代にも手が加えられている。明代には陝西涼州の大寺院となり、英宋皇帝は正統10年2月15日に羅什寺に大蔵経を与えた。その際の詔の内容はそのまま武威市博物館に保存されている。
現存する羅什寺の塔は八角形で12層、高さは32mで、細長い四角の煉瓦を積み上げて造られている。下から三層目、五層目、八層目には門がなく、塔の一番上には瓢箪型の銅製の宝瓶が付いている。最上階には東西に小さな仏龕があり、中には純金でできているといわれる仏像が納められている。
羅什塔は1927年の大地震で倒壊し、1934年に建て直された。この塔は武威古城の文明と悠久の歴史のシンボルで、また2500年以上も前のシルクロードで東西文化の交流があった証でもある。

