青羊宮(せいようきゅう)
青羊宫 / QingYangGong / チンヤンゴン
古くは青羊肆といった。成都市内の百隅という地に位置する。『成都県誌』によれば、青羊宮は古名を青羊観といい、老子が青羊をここへ引いてきたと伝えられる。唐の乾封元(666)年、封老子が玄元皇帝のために青羊宮という名にした。現殿は清代に建てられた。主な建築物に霊祖楼、八卦亭、無極殿(三清殿)、闘姥殿など。三清殿の面積は912㎡、石の円柱28本、木の円柱8本を持つ。殿内の経机の前には銅の羊が一対あり、1本角の羊は、清の雍正元年9月15日に、大学士の張鵬羽が北京から成都の青羊宮に移り、老子の遺跡のために贈呈したもの。全長90cm、高さ54cmで、十二支の特徴がそれぞれ合わさっている。鼠の耳、牛の鼻、虎の爪、兎の背、龍の角、蛇の尾、馬の口、羊のひげ、猿の首、鶏の眼、犬の腹、いのししの尻を持ち、羊のようで羊でなく、奇怪な姿をしている。二本角の羊は道光9(1829)年に鋳造された。
隣接する文化公園は見事な花で有名であり、毎年旧暦の2月15日には玄元皇帝の生誕記念として花朝節のお祭りが開催される。

