金頂(きんちょう)
金顶 / JinDing / ジンディン
金頂は峨眉山の第2の高峰で、海抜3077m。この付近には針葉樹が植えられており、主にもみの木。もみ林の下には峨眉バラ、もみの竹、ボタンのほか、独生草、延命草、古い柳の大木など珍しい植物がある。この大自然を保護するため、景区内に面積400haの保護区域を新設した。
金頂早期の建築物で後漢に建てられたとされる普光殿は、唐・宋の時代に光相寺と改名された。明の洪武帝の時宝曇和尚は瓦を鉄の瓦に替えた。金頂の金殿は明代万歴年、妙峰禅師が建てた銅殿で、当時の皇帝朱栩鈎は”永明華蔵寺”と書き記した。金頂という名は”金殿”に由来する。関係資料によると、金殿は高さ約741cm、深さ約410cm、瓦、柱、門、窓、4枚の壁青銅で造られ、中には普賢菩薩像、脇には五体の小佛、門の上の壁には四川全体の山河と道路の図が彫られている。早朝日の光が山頂を照らすとき金殿が光を浴びて輝いて見えたことから“金頂”と名づけられた。しかし清代の大火事で金殿は焼失し、現在では一枚の銅碑が残っているだけだ。表面は王硫宗、裏面は溥光宅の文章が書かれており、数枚の元金殿の窓とともにに華蔵寺にある。
銅殿焼失の後、光緒帝の時心蒙和尚はその地にレンガ殿を建てた。1972年4月8日の火事で華蔵寺はまたも全焼した。1986年国は260万元を投資して華蔵寺を建て直し、1990年9月11日落成した。現在の華蔵寺は以前のものより規模が大きく、その質も高い。
頂上には銅殿がある。殿の傍らの睹光台から金頂の4大奇観(日の出、雲海、佛光、神灯)を見ることができる。
月の出ていない晴れた夜、ついたり消えたりする大小さまざまな光が時々見える。これが神灯だ。最も神秘的な沸光は峨眉光また峨眉宝の光と呼ばれている。太陽の光が見物客の背後から雲海を照らすとき雲はその光を反射し、巨大な光の輪を作る。金頂から身を乗り出して下を眺めると、5色の輪が雲に浮かんでいるのが見える。これが”峨眉沸光”だ。
佛光が出るには3っつの条件がある。一つは山頂が晴れて風がないこと、二つ目は雲海の表面が平らであること、三つ目は陽光が斜めに射すことだ。佛光を見るには崖に身を乗り出すことが一番良いが、非常に危険だ。
金頂は峨眉山観光の終点。洗象池から上に15kmで、2380段の急な石段(七里坂)を通って到達する。旅行客は雷銅平で車を降り、歩いてまたはロープウェイに乗って金頂に行くか、または車で万年寺まで行き、そこからケーブルカーに乗って金頂に行くこともできる。

