安順文廟(あんじゅんぶんびょう)
安顺文庙 / AnShunWenMiao / アンシュンウェンミャオ
安順文廟は中国の四大石彫建築群の一つで、「石彫芸術の殿堂」といわれる。洪武(1368年~1398年)に建て始められ、後に天慶4年(1624年)、清の康煕7年(1668年)、55年(1716年)、道光16年(1837年)と、何度も再建、増築され、大規模な古代建築群となった。中には金声玉振坊、徳配坊、道冠坊、下馬碑、宮牆、礼門、義路、伴池、回橋、大成門、文官庁、武官庁、啓聖詞、節孝詞、名宦詞、明倫堂、東苑、西苑、奎文閣、尊経閣、東庵、西庵、鐘楼、鼓楼、天子台、大成殿、武王殿、教諭署などがあり、その面積は2ヘクタール余り。倒壊したり取り壊されたりした7箇所の建築物を除いては、基本的に保存状態は良い。
この廟は最初の門をくぐると上下2つの院に分かれている。下院の中央には「伴池」と呼ばれる池があり、その池に架かる橋には龍や獅子の頭の飾りがついている。上院の左右両側には「節孝詞」と「民明倫堂」がそれぞれ配置されている。二つ目の「欞星門」をくぐると、彫刻を施した石碑坊があり、幅は9m、高さは8m。しっかりした造りになっている。院の両側には「奎文閣」と「尊経閣」が建つ。
また文廟内にはろうけつ染めの博物館がある。多数の実物を展示し、貴州のろうけつ染めの発展経過や、特徴が紹介されている。

