束河(そくが)
束河 / ShuHe / シューハー
束河は麗江の北8キロのところにある古く静かな村で、龍泉村とも呼ばれる。この集落は明代には雲南北西地域ですでに重要な位置を占め、南から北へ向かう商人たちはここで交易を行った。束河では「大研古城(麗江古城)の縮図」を見ることができる。束河の中心にある広場には市が立ち、青い石畳が敷かれた道や広場の周りに規則正しく並んだ店舗、その店舗の入り口に並べられた工芸品など、麗江の四方街とよく似ている。ただ、麗江ほど賑やかではない。
この村は政治的要素を極限まで簡素化し、商業に力を入れている。ここは有名な皮職人の村で、「束河の皮職人は錐一本で国中を渡り歩く」といわれるほど。多くの住民は皮の加工やその他の手工業で生計を立てている。
ここは山や水が近く、龍泉潭の水は麗江古城の水よりももっと澄んでいて、村の道の傍らを流れている。青龍河もまた村の中を通っている。ここで出る汚水は河の中に捨てられるが、村の人々は、水の中にごみを捨ててはいけない、子供たちに水遊びをさせない、上流で洗濯したり靴を洗ったりしてはいけない、など水の使い方に決まりをつくっている。さらに、朝は飲み水を汲む時間で、その他の時間に家の前を流れる水で洗濯をする、ということも決まっていて、水が汚染されるのを防いでいる。これらの決まりを破ってもさして厳しい罰があるわけではないが、人々は自分からこの規則に従っている。
青龍河の上には明代の石造りのアーチ橋がかかっている。これは麗江灞の石のアーチ橋の中で最も大きい。この橋の東側が小さな「四方街」で、麗江古城のそれとよく似ている。ここでは水の流れが通りを洗い流す様子を見ることができる。
束河の民家は不規則に並んでいて面白い。これらの民家は麗江古城のレンガの壁とは違い、すべて石の壁になっている。中にはここに家を借りてリフォームし、観光客相手の店舗にしようとする人もいるが、全体的にはまだ昔ながらのたたずまいを残していて、本物の古い建築物をカメラに収めることができる。とうもろこしを干しているところもきれいな写真が撮れる。

