北禅寺(ほくぜんじ)
北禅寺 / BeiChanSi / ベイチャンスー
北禅寺は西寧にある北山の断崖絶壁の途中に建つ。西寧市からは4キロから5キロの距離。俗に「北山寺」とも呼ばれる。海抜は2400m余り。この寺院は青海地域で最も早くに建てられた宗教建築で、北魏の明帝の時代に建立された。全ての建築物は北山を背にし、上には岩が覆いかぶさり、下は深い谷になっている。崖には人の手によって掘られた洞窟が点在し、「九窟十八洞」と呼ばれている。それぞれの洞窟は横穴でつながっていて、洞窟の内部は天井に装飾が施され、仏教芸術の壁画や仏像の彫刻がある。その作風から晩唐から宋元代の遺跡とされている。寺院から外を眺めれば西寧市が一望でき、向かいの南山にある鳳凰亭まで遥かに見渡せる。
北山寺は今は道教の寺院に建てかえられ、魁星楼、霊宮殿などの建築物がある。また北山の山頂にある寧寿塔は清代に建てられた五層のレンガの塔で、北山寺の一構成部分になっている。

