チョモランマ峰
珠穆朗玛峰 / ZhuMuLangMaFeng / ジュームーランマーフォン
チョモランマとはチベット語で「聖母」という意味がある。海抜8848mの世界最高峰だ。シガチェ地区ティンリー県の南方、ヒマラヤ山の中央付近に位置する。山頂には万年雪が積もり、8千m級の峰が4座、7千m級の峰38座に囲まれている。このように高い峰の集まるヒマラヤ山脈は「世界の屋根」といわれている。
1858年、イギリス人指揮下のインド測量局が、この峰にイギリス人局長の名前を取って「エベレスト」と命名した。1952年、中国政府によって「チョモランマ峰」と名づけられた。山は巨大なピラミッド型で、26キロにも及ぶ氷河が流れる。雪線以下には40m以上にもなる氷の柱が林立し、独特の地形を作り出している。
チョモランマ峰はチベット、バキスタン、インド、ネパール、ブータンなどとの国境にまたがっている。ヒマラヤ山は世界で最も若い山脈のひとつで、山脈形成から1千から2千万年と推定される。東西2450キロ、南北200から300キロで、弓形の山脈だ。最も高いヒマラヤ山を中心として、4座の山から成り立っている。
切立った南斜面から流れ出すガンジス川とヒンドスタン平原は天然の屏風を形成している。インドから吹く季節風の影響で降水量が多く、草木が生い茂る。南に比べて北側は比較的なだらかで、農業や牧畜に適し、チベット民族が生活している。
麓にあるロンボク寺は世界で最も高地にある寺院で、1899年、紅教のラマ僧によって築かれた。この寺はチョモランマ峰を眺めるのに最適だ。

