ミンジュリン・ゴンパ(寺)
敏珠林寺 / MinZhuLinSi / ミンジューリンスー
ミンジュリン・ゴンパはダナン県にあるニンマ派の主要寺院で、17世紀、ニンマ派の僧によって建立された。面積は約10万㎡。主殿の壁に多数の頭と腕をもつ獰猛な仏像が描かれているが、これはニンマ派の特徴だ。チベット仏教の解釈によると、このような凶悪な風貌の神は、悪魔から寺院を守る護衛とされ、「護法神」と呼ばれる。芸術的に見ると、造型が荒く、神の姿も誇張されている。これはチベット密教芸術の代表ともいえる。主殿内の仏殿には歴代ニンマ派僧が描かれている。
天文暦や医学、書道の研究に力を入れていて、ミンジュリン・ゴンパから選ばれた高僧はポタラ宮へ僧学院の教師として派遣されたり、チベット暦の研究や、「チベット年表」の編纂も担っている。ニンマ派の歴史や教義を研究する上で重要な寺院。
ミンジュリン・ゴンパの僧は結婚や子供を持つことを許されていて、住職の地位は子供または婿に継承される。

