養心殿(ようしんでん)
养心殿 / YangXinDian / ヤンシンディエン

養心殿は明の時代に建てられ、清の雍正帝の時代に再建された。ここは皇帝が日常居住し執務活動を行う場所であった。雍正帝は亡き康煕帝の喪に服する為にこの養心殿へ移ったといわれ、それ以降清朝末代までの約200年間、皇帝はここを寝室及び執務室とした。養心殿の西側のスイートルームは元来、皇帝が読書をしたり休憩をとる場所であり、この中に<伯遠帖>・<快雪時晴帖>・<中秋帖>という三つの珍しい宝書が所蔵してあることから、この部屋は“三希堂”と呼ばれている。
また、養心殿の東の一室には西太后や東太后が“垂簾の政”を行った場所があり、西太后はこの名のもとに48年間にもわたる長い間国家を統治してきた。その後、孫文率いる辛亥革命により、1912年2月隆裕皇太后がまだ幼かった宣統帝に代って王朝退位の詔書に署名をしたことにより、2000年以上にわたる中国の封建政治に幕を下ろした。

