仁寿殿(じんじゅでん)
仁寿殿 / RenShouDian / レンショウディエン

仁寿殿は正門東宮門をくぐった正面、仁寿門の奥に位置する。頤和園宮殿区の主要な建物の一つで、乾隆帝の時代には勤政殿と呼ばれ、光緒年間に再建された際に現在の名称に変更された。西太后や光緒帝が大臣の謁見を行った場所で、光緒帝が百日維新として知られる戊戌変法を行う際に康有為を謁見した場所でもある。
仁寿殿の名称は論語の「仁者寿」(仁の政治で長寿を全うすることができる)に由来し、西太后を褒め称える意味も含まれている。
入り口の仁寿門の両脇には豚と猿の形をした石が置かれているが、これは孫悟空と猪八戒を模したもので、皇家の大門を守護する意味を持っている。
宮殿の内部は紫檀木に九龍が彫りこまれた玉座や、孔雀の扇、「寿」の字が200の異なる書体で書かれている屏風、宝石で作られた高さ1メール以上の造花など、豪華な調度品が当時のままに残されている。

