楽寿堂(らくじゅどう)
乐寿堂 / LeShouTang / ラーショウタン

楽寿堂は西太后が日常生活を送っていた大型の四合院。眼前に昆明湖を臨み、「水木自親」と呼ばれる門の外には西太后が乗船するさいの桟橋が設置されている。「楽寿堂」の扁額は光緒帝の親筆によるものだ。
堂内は西側が寝室、東側が更衣室になっている。中央は西太后の居室で玉座や御卓、掌扇、屏風などが並び、玉座前の青花磁の器や4基の大香炉も含めすべて西太后が生前使用していた物だという。
建物の正面には銅製の鹿、鶴、大瓶が並んでいるが、これは「六合太平(=天下泰平:六合は天下・宇宙・上下・東西南北の六つの空間を指す)」の漢字の発音にちなんで置かれているものだ(鹿鶴大瓶=六合太平)。また中庭には玉蘭、カイドウ(海棠)、牡丹などの花木が植えられているが、これも「玉堂富貴」という言葉にちなんだものだという。

