仏香閣(ぶっこうかく)
佛香阁 / FoXiangGe / フォーシャングー

万寿山前面斜面に建つ仏香閣は頤和園を代表する建築物で、頤和園全体の構成の中心の役割も果たしている。乾隆年間(1736-1795)に9層の延寿塔が建設されたが、8層まで完成した時に勅命により中止になり、未完成の塔を取り払った跡に仏香閣が建てられた。1860年(咸豊10年)の第二次アヘン戦争時に英仏連合軍により破壊されたが、その後光緒年間(1875-1908)に再建された。
仏香閣は杭州の六和塔を模して造られたもので、20mの石の土台の上に高さ41m、4層3階の八角形の楼閣が聳えている。閣内は8本の大柱が頂点までまっすぐ貫いていて、上層が「式延風教」、中層が「気象昭回」、下層が「雲外天香」とそれぞれ名前が付けられている。内部には仏像が安置されていて、毎月1日と15日には西太后が焼香を行った。
仏香閣前面の回廊からは、昆明湖などが広がるパノラマを楽しめる。

