雲谷寺(うんこくじ)
云谷寺 / YunGuSi / ユングースー

最初は、擲鉢禅院と呼ばれ、後に、雲谷寺と改名された。黄山の鉢盂峰の麓で、羅漢峰と香炉峰間で、海抜890メートルに位置する。南宋右丞相は、かつてここで本を読んでいたことから、丞相源と呼ばれている。明代の文士の傅厳漫がここを訪れた際、擲鉢禅僧が“雲谷”の二文字を書いて欲しいと頼んだ。その後禅院は、改名され、“雲谷寺”となった。月日のたつうちに、雲谷寺は現在、地名になった。
ここの一帯の山並みの重なり、くねくねしている渓谷、雲霧の出現と消滅、明万暦間(1573-1620)はここで、擲鉢禅院を建て、崇幀の時(1628-1644)雲谷寺と改名する。寺の周囲は群峰が取り囲み、青竹の海、青松の巧石、黄杉、茶の木など至る所に絵になる。南側の入り口の道の脇には、渓岸や石刻があり、まるで石刻が林のように立っている。寺の前には、霊錫泉、寺の近くの林の中には、二本の古木があって、珍しい蔓松とツガが立っている。寺は、現在すでに存在しない。旧跡の跡に、ホテルが建ち、東路の登山者がここで少し休憩でき、風雲の変化や奇観をに遠くに眺めながら、黄山毛峰銘茶を味わうことが出来る。近年、ここに登山ロープ・ウエーを建て、合わせて“雲谷山荘”も建てる。
周囲は、松竹が生い茂り、千年銀杏、珍しい蔓松、獅子搶球、千古石、仙人榜、霊錫泉などの景色と僧が使用した食器、眉毛、羅漢、香炉諸峰、徽派の真髄が集まった、雲谷山荘を建築し、清らかで静かな環境を味わうことが出来る。

