大雄宝殿(だいゆうほうでん)
大雄宝殿 / DaXiongBaoDian / ダーションバオディエン

大雄宝殿は、寺全体の中核である。殿の真ん中には、『三世像』と呼ばれる三体の釈迦牟尼塑像がある。それぞれ、過去・現在・未来をあらわし、明朝天啓元年に造られた。仏像は非常に精巧で真に迫っており、唐代の服を身にまとい、きらきらと輝いている。殿内にある二体の高さ1mほどの仙童(仙人に仕える少年)の銅像は、頭上で髪を二つに結び、両ほほにえくぼがあり、片手には仙桃を抱え、もう一方の手にはハスの花を担ぎ、表情はあどけなく、福州における緑青芸術の傑作である。三世仏の後ろ側には、清朝康煕年間に造られた鉄製の三聖像があり、表面に金を貼り付け、重さそれぞれ1150kgある。この三体の観世音塑像の形態は優美で、精巧なつくりになっており、当時の非常に高い鋳型の工芸技術を反映している。三聖像の前には、針金と木でできた机が置かれていて、火で燃えることもなく、水にも腐らずなどと言われている。

