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昭陵(しょうりょう)

昭陵 / ZhaoLing / ジャオリン

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昭陵は、清朝第2代皇帝・太宗ホンタイジと皇后・考端文が眠る陵墓で、漢民族と満州族の文化が融合した様相を呈している。市街地の北側にあることから、『北陵』とも呼ばれている。

ホンタイジは、初代皇帝・ヌルハチの8番目の子供である。父の死後、金(明朝末期の1616年に、ヌルハチが建てた独立王朝。後の世にいう後金)の王となる。その後、天聡10年(1636年)、国号を清に変えて、皇帝と称した。明の政治体制を引き継いで、漢語の翻訳部門を設置するなどの漢化政策を行った。父親と同じく、満州族の繁栄に大きく貢献したのである。

陵墓は崇徳8年(1643年)に着工され、順治8年(1651年)に完成した。そして、康熙帝と嘉慶帝の時代に、現在の規模となった。広さは180k㎡で、平地にあり、周りが城壁で囲まれた独特の構造をしている(普通の陵墓は、山や川に沿って造営されている)。

昭陵は、南から北に沿って、3つのエリアに分かれる。下馬碑から正紅門までを前部、正紅門から隆恩門までを中部、そして隆恩門から宝頂までを後部と呼ぶ。その中の主要建築物は、全エリア共通で一直線上に並んでいる。

さて、主な建物を、エリア別に見ていこう。まずは、前部から。4階建ての碑楼がメインとなっている。青い石で築かれた、芸術的にも優れた楼閣だ。次に中部は、正紅門が見所。両端に施された色とりどりのガラスの壁に、竜が勢いよく舞う姿には圧倒されるだろう。最後に後部だが、ここは昔の街並みのように、城壁に囲まれた姿をしている。昭陵全体が城壁の中にあるので、街中にある街、とでも言おうか。ここに来たら、陵恩門を是非見て欲しい。花崗岩の石段と、黄金色に輝くガラスの屋根などが華麗だからだ。

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