三絶碑(さんぜつひ)
三绝碑 / SanJueBei / サンジュエベイ

蜀の宰相諸葛陵の武候祠の碑である。武候祠の大門の右側に位置する。高さ3.67m、幅0.95m、厚さ0.25m、碑文は楷書の縦書きで24行、全1094字である。上部には連雲紋、台座は亀の形をしている。唐元和4(809)年に建てられ、唐の宰相、裴度が文章を作り、書法家の柳公(柳公権の兄)が文字を入れ、魯建が刻字した。文章、書法、彫刻ともに絶妙なので、「三絶碑」と呼ばれている。三絶と呼ばれる訳には2通りの解釈がある。1つは、明の弘治10(1497)年、四川の華栄が碑に記した「人となりは文章から明らかであり、文章は字より明らかである。武候の功徳と裴、柳の文字はともに不朽の名作である」という文章からわかるように、諸葛亮の功績と裴氏の文と柳氏の書を併せて「三絶」と呼ぶ見方である。もう1つは、『昭烈忠候陵廟志』による、文章、書法、彫刻を三絶とみなす説である。

