慧園(けいえん)
慧园 / HuiYuan / フイユェン

成都市の西、百花潭公園内にある。1980年代後期に作られたもの。園内の構造は巴金の小説『家』に登場する高家花園がモデルとされたので、慧園という名前がつけられた。庭は北東向き、面積は3000㎡で、前庭には牡丹亭、後庭には紫薇(サルスベリ)堂があり、前庭と後庭は廊下でつながっており、牡丹亭と廊下が鉢植えで飾られている。紫薇堂は煉瓦と木が使用されており、四川の西側の住宅の特徴がよく表れている。現在は展示室に巴金の日常生活の写真などが数百件展示される。また最近は、巴金が送った直筆の原稿や書籍、また記念品なども展示されている。晩香楼で欄干にもたれて風景を眺めれば、『家』の高家花園に身を置いた気分を味わうことができる。

