虎穴洞(こけつどう)
虎穴洞 / HuXueDong / HuXueDong

「虎穴洞」は面積1500平方メートル余りの水の無い洞窟。内部の景観は竜宮とはまた趣を異にする。洞窟の入り口の上には一本の古い松の木が生え、その青々とした枝が観光客たちを迎える。
「虎穴」には面白い伝説がある。
昔自分を王だと名乗る一頭の虎がこの洞窟に住みついた。虎は頻繁に周囲の村に姿をあらわし、人々を傷つけ、家畜を襲うばかりでなく、頭が良くて手先の器用な娘を洞窟にさらって来ては、宮殿をしつらえさせていた。虎は竜王よりも贅沢に暮らそうとしていた。
ある日、働き者で利口なプイ族の娘阿美が山の上で羊を放牧していた時、虎にさらわれてしまった。阿美を愛するプイ族の若者阿龍はすぐに助けに行き、虎穴へ突入した。虎はその時犀を招いて宴を開くため、羊の丸焼きを作っていた。阿龍は大刀を手にとり、渾身の力をこめて虎を一刀両断にした。
阿龍は閉じ込められた阿美を助け出し、二人は二本の石の柱の下までやってくると永遠の誓いを立てた。村の人々はこの柱を鴛鴦の柱と呼ぶようになった。
阿龍と阿美はここに家を建てて暮らし始めた。阿美は機織機で器用にここの美しい景色を錦に織り、理想の生活を表現したという。

